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【特集】「Web3.0/NFT」を知ろう!基礎から学んでみない?

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昨今、とても人気の高いテクノロジー関連のトピックといえば「Web3.0」と「NFT」そんな、話題性のあるテーマに注目してみます。

「NFT」はアートや楽曲、映像作品との相性が良く、まずわ目にするテーマになります。そのほかスポーツ、スニーカー、有名アーティスト、ブランド名などでNFTにタグ付けて耳にする機会が増えてきました。

一方で、「Web3.0」はNFT、メタバース、DAO、暗号通貨(仮想通貨)、ブロックチェーンなど全部ひっくるめたコンセプトとなります。つまり、大きい枠組みが「Web3.0」を指して、その中の各テーマがあり、一部がNFTとなります。

2022年ではもはやキーワードになった「Web3.0」や「NFT」。この記事では、その2大トレンドテーマの基礎概念を解説します。初心者向けに記載しているので、「まず初めに!」って方に参考にしていただければと思います。

「Web3.0」ってなに?

「Web3.0」とは・・・ブロックチェーン技術によって、プラットフォーム通してユーザー(我々利用者)同士がお互いの情報を管理し合うインターネット環境のこと。つまり「自律分散型インターネット」のことです。言葉を追うとわかるように、Web1.0、Web2.0と呼ばれた時代から変化を遂げてきました。

「Web2.0」時代の巨大プラットフォームによる中央集権的な状況を打破するかもしれないと期待しているのが「Web3.0」。「自律分散型」がキーワードであり、特徴になります。個人間でやりとりされる情報が、ブロックチェーン上の個々のデジタル台帳に記録され、その記録が改ざんができない技術のうえに監視される世界になります。

この仕組みの核となるのが「ブロックチェーン」。ブロックチェーンによって、暗号通貨の管理が可能になり、コミュニティ運営においても中央管理者が必要のないDAOが生まれました。管理者のいないネットの世界。ユーザーが自由に、自分の意思で動いていく、それこそが「Web3.0」の狙いになります。

「Web1.0」とは

インターネットが生まれ、一部のクリエイターが公開したデジタルコンテンツを、多くのユーザーが閲覧のみしている、情報が一方通行型の時代のこと。

Web1.0の時期は1990年代から2000年代になります。当時は、HTMLによって作成されたwebページでした。つまり、一方的に閲覧するのみでした。クリエイターが公開したデジタルコンテンツを、多くのユーザーが見る=情報が一方通行型の時代でした。

「Web2.0」とは

誰でもブログやSNSで発信できる時代の到来です。我々の生活にとってインターネットが身近なものになりました。「Web1.0」の時代からは異なり、SNSやブログで「いいね」や「コメント」をすることでユーザー同士が双方向にコミュニケーションできるようになりました。これこそが「Web2.0」です。

更に、「Web2.0」の時代ではプラットフォーマーの台頭してきました。GAFAやビッグテックと呼ばれる巨大企業が出てきたことで、時代をつくってきました。

NFTってなに?

NFTとは、Non Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)の略で、非代替性トークンと訳されます。そうです、日本語として翻訳したとことで、何のことなのかイメージがわきません。NFTを一言でいうなら「インターネット上にあるデジタルコンテンツの所有者であることの証明書」です。コピーが容易なデジタル世界のなかでも、唯一無二のオリジナルデータの所在とその所有者が、ブロックチェーン技術によって証明できるようになりました。まがい品、コピー品が横行するブランドものとは異なり、オリジナルであり続けることが可能となったのです。最近では、NFTのデジタルコンテンツが数億円の値段が付くほどの話題性。今後の投資としても面白みがありますね。